Linuxで無線LANを使ってみる
スポンサードリンク
RHEL をインストールした ThinkPad X61 で、実験用に複数のLANを使い分けたくなったのですが、PCカード型のNICが手に入らなかったので、内蔵のワイヤレス用インタフェースを無理やり使ってみることにしました。
まず、/etc/sysconfig/network-scripts/ 以下を見ると、ifcfg-wlan0 というのがいるので、NICそのものはRHELにも認識されているようです。
だけど、これを起動しようとしてもエラーになってしまいます。どうやら、NICのファームウェア(Linux用)が必要らしい。
そこで /sbin/lspci でデバイス一覧を表示させてみると、
03:00.0 Network controller: Intel Corporation PRO/Wireless 4965 AG or AGN [Kedron] Network Connection (rev 61)
これが wlan0 にあたるNICのようです。
http://intellinuxwireless.org/?n=downloads
上記サイトから、さきほどのWireless NICに対応するぽいファイル "iwlwifi-4965-ucode-228.61.2.24.tgz" をダウンロードして、/lib/firmware 以下に配置。
マシンを再起動して、ifcfg-wlan0 をしかるべく書き換えてネットワーク再起動したところ、無事無線に繋がりました。
(さもすんなり成功したかのような書き方をしていますが、実際は ThinkPad の外部のwifi切替スイッチがずっとOFFになっていることに気づかずに、2時間ぐらいifupが通らず悩んでいました。こういう馬鹿なところをなんとかしたい)